~ お知らせ ~
昨日、12月29日をもちまして、2017年度の営業を終了いたしました。
年明けは3日より営業いたします。
よろしくお願いいたします。
SINCE 2004
京都の繁華街から外れた場所。
ジャズレコード、蓄音機、シーメンスのスピーカー、ビリヤード台、昭和歌謡、古書…シングルモルトをはじめとする蒸留酒とスタンダード・カクテル。
外の世界とは少しだけ時間の流れが違う場所。
詳しくはオフィシャルサイトをご覧下さい
2017年12月30日土曜日
2017年12月20日水曜日
カウントダウン
月読は今月の上旬に、開店してから13周年を迎えました。(いま14周目にはいっています)
お世話になった方々、またお越しいただいたお客様方、誠にありがとうごさいました。
以前、木屋町で営業していた店から、今の場所に移ってくるときには、常連のお客様から「そんなとこに移って大丈夫か?」と驚き、あるいは心配されたものですが、この10数年でこのあたりも飲食店が立ち並び、聞くところによると”bar”と呼ばれる店だけでも15店舗近くもあるそうです。今や『御所南』はれっきとしたブランドです。
開店した当初は「10年続けられるかな…?」なんて遠い先のように思っていましたが、あっという間に干支を一周してしまいました。
御所南の景色が変わっていったように、10年の月日というのは、世の中の一切合切をいろいろと変えていきます。
月読が開店したとき、この建物はすでに築96年だったので、今では約110歳という高齢になっています。
見ず知らずのこの場所で営業を始めたとき、親切に声をかけていただいた隣の家のおばあさんも、今は姿がなく、その家は更地になっています。
この辺り一帯の地主さんが亡くなって、別の地主さんに譲渡され、それに伴い不動産屋も入れ替わりました。来年の今頃、この場所には新築のマンションが建っている予定です。
…という訳で、来春にはこの建物は取り壊しになり、bar月読は閉店することに至りました。
今日はそのご報告です。
当初、この建物に決めた理由は、大きな窓があったからでした。月読というbarは閉鎖的な空間にはしたくなかったのです。
毎年、春には店の窓から桜の花を眺めて過ごすことができました。それはとても幸せで豊かな時間だったのですが、残念ながら次の桜の開花を待たずに閉店することになったのが心残りです。
…が、これもテナント物件の宿命です。
本来ならば…
気持ちとしては、お世話になった方々に直接お会いしてお伝えしたかったのですが、こういった方法でのご報告をご容赦下さい。
あと、おそらくは尋ねられる事柄なので、先にお伝えしておきます。
「次はどうするのか?」
…現時点ではまだ未定です。
第一希望としては『髪結いの亭主』がいいのですが。w
「営業の最終日はいつか?」
…月読はこれまでの13年間、周年記念のパーティというものを行なったことはありませんでした。
これには諸所の理由があるのですが、それは置いておきまして、最終日も決めず(告知せず)に終わりたいと思います。
最終日を特別なお祭りの日にはせず、日常のままの営業で普通に過ごして、翌日にそっと蝋燭の火を吹き消すように、密やかに閉店させていただきます。
いろいろとご意見もありましょうが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。(少なくとも冬が終わるまではやっています)
…それではあと少し
短い間ではありますが、
bar月読でのお付き合いを、よろしくお願いいたします。
bar月読 店主
お世話になった方々、またお越しいただいたお客様方、誠にありがとうごさいました。
以前、木屋町で営業していた店から、今の場所に移ってくるときには、常連のお客様から「そんなとこに移って大丈夫か?」と驚き、あるいは心配されたものですが、この10数年でこのあたりも飲食店が立ち並び、聞くところによると”bar”と呼ばれる店だけでも15店舗近くもあるそうです。今や『御所南』はれっきとしたブランドです。
開店した当初は「10年続けられるかな…?」なんて遠い先のように思っていましたが、あっという間に干支を一周してしまいました。
御所南の景色が変わっていったように、10年の月日というのは、世の中の一切合切をいろいろと変えていきます。
月読が開店したとき、この建物はすでに築96年だったので、今では約110歳という高齢になっています。
見ず知らずのこの場所で営業を始めたとき、親切に声をかけていただいた隣の家のおばあさんも、今は姿がなく、その家は更地になっています。
この辺り一帯の地主さんが亡くなって、別の地主さんに譲渡され、それに伴い不動産屋も入れ替わりました。来年の今頃、この場所には新築のマンションが建っている予定です。
…という訳で、来春にはこの建物は取り壊しになり、bar月読は閉店することに至りました。
今日はそのご報告です。
当初、この建物に決めた理由は、大きな窓があったからでした。月読というbarは閉鎖的な空間にはしたくなかったのです。
毎年、春には店の窓から桜の花を眺めて過ごすことができました。それはとても幸せで豊かな時間だったのですが、残念ながら次の桜の開花を待たずに閉店することになったのが心残りです。
…が、これもテナント物件の宿命です。
本来ならば…
気持ちとしては、お世話になった方々に直接お会いしてお伝えしたかったのですが、こういった方法でのご報告をご容赦下さい。
あと、おそらくは尋ねられる事柄なので、先にお伝えしておきます。
「次はどうするのか?」
…現時点ではまだ未定です。
第一希望としては『髪結いの亭主』がいいのですが。w
「営業の最終日はいつか?」
…月読はこれまでの13年間、周年記念のパーティというものを行なったことはありませんでした。
これには諸所の理由があるのですが、それは置いておきまして、最終日も決めず(告知せず)に終わりたいと思います。
最終日を特別なお祭りの日にはせず、日常のままの営業で普通に過ごして、翌日にそっと蝋燭の火を吹き消すように、密やかに閉店させていただきます。
いろいろとご意見もありましょうが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。(少なくとも冬が終わるまではやっています)
…それではあと少し
短い間ではありますが、
bar月読でのお付き合いを、よろしくお願いいたします。
bar月読 店主
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