仕事でおフランスに行っていた、酒癖は超悪いけど踊りは上手い上七軒の芸妓さんから、ディジョンの壺入フレッシュマスタードとマスタードの殻をまぶしたチーズをお土産に貰った。
マスタードにはシャブリが混ぜてあるという事なので、これは是非ともシャブリに合わせねばなるまいと思い、買いに行った。
悪い癖で、お金はないくせに酒だけはいいものを買ってしまおうとする。(他ではまったく贅沢はしない清貧である)…が、ホントにない時はどうしようもない。
思わずグランクリュに伸びそうなった手をぐっと引っ込めて、今回はお手頃なプルミエに思いとどまる。作り手や畑など情報が書かれているポップには目もくれず、ビンテージだけを見て2008年を選んだ。結婚した年。ワインは熟成するが、果たして自分達はどうだろうか?
7年の歳月を振り返ってみるが、自分では分かりようもない。特別に大きな上昇もなく、かといって何かしら嫌な事があった訳でもなく…まあ腐ってなければ良しとしようか。
結婚記念日でもないのに、何故、こんな事を思うかというと、多分、確定申告を作成中だからだろう。なんでもかんでも”総決算”モードだ。
相方は今日から例によって宮崎出張なので、昨日夜中に月読の営業が終わってから、ポトフを作って(相方作)、マスタードとチーズをシャブリと合わせて食べた。
フレッシュのマスタードってこんなにアッサリしてるものだと初めて知って、夜中にばかばか食べたら今朝から胃が重く、後悔継続中。
(結婚)伴侶とマスタードは似ているかも知れない。
横に軽く添えると全体が豊かになるが、付けすぎると辛いだけだ………なんちって。
0 件のコメント:
コメントを投稿