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2014年6月17日火曜日

オーガ フミヒロ展

友人から個展のDMが届く。
その画家がうち(月読)に来たのはもう何年も前で、暇な平日の夜遅くだったと思う。まあ、うちは週末でも暇なのだから平日に特定出来る根拠は薄いのだけど。

その時、彼は手書きで別々のデザインを施した名刺をくれたので素性が絵描きなのだと分かった。いや、先に本人が名乗っていたかも知れない。

彼は見た感じ、孤独を身に纏って血を流してるようにも見えたし、ギラギラした眼の光が挑戦的であるようにも思えた。トータル的にはちょっとした男前なので「むむっ、モテんだろーな」という感想だったと思う。
今は”血を吐いても酒を呑み続けるタイプ”だな、と思っている。

そんなこんなで、彼が京都で個展のあるときはちょこちょことうちに寄ってくれている。それでも全部合わせても5回くらいかもしれない。だから本来は彼の事を”お客様”と呼ばなければならないのだが、どういう訳かウマが合って、「一度、飲みに行こう」と約束している。それ以来、彼が関西に来ていないという事もあって、その約束はまだ遂行されてはいないのだけれど、僕はもう何度か一緒に飲みに行ったような気になっていて、勝手に友達呼ばわりしている。(笑) 考えてみれば随分と失礼な話だ。



さて、肝心の彼の絵なのだけど、”絵本的”とか”寓話 童話的”という評価はもう既に定着しているようで…ただ僕はエドワード ホッパーのナイトホークスという絵が好きなのだけど、彼の絵はナイトホークスを見た時とある種、同じ様な感覚を覚える。(本人は嫌がるような気がするが…笑) それは”心地よい孤独感”と孤独だけれど決して独りで居たい訳ではなく、近くに寄ると”適度に話かけてきてくれる”といった類のものだ。

久しぶりに神戸まで行ってみようと思う。残念ながら休日には行くことが出来ないので、今度もまた”飲み”は持ち越しになるだろうけど。

で、その”お客様”の名前はオーガ フミヒロ氏。

個展は6月21日から26日まで神戸の島田ギャラリーさんで開催されます。

http://gallery-shimada.com/?page_id=1699

★もしお近くに行かれた際には覗いてみてあげて下さい。
よろしくお願いします。



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