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〜Bar月読ホームページ〜
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2019年3月1日金曜日

エントランス風景

たぶんモノを創るときは皆んながそうだと思うのですが、最初は期待と不安が入り混じった不確定な着地点を目指していて、それが途中の何処かで「これならイケる!」と確信を得る場所(時)があります。(…よね?)

今回、このエントランスのデザインがぴたっとハマったとき、まさに自分の中で「よし! 大丈夫!!」と思えた瞬間でした。



ペンダントライトは以前にご紹介した硝子作家の安土草多さん。

そして絵は銅版画家の中村啓子さんの作品です。たぶん作家さん自身は三日月をモチーフとして描いてはいないのだと理解しています。でも安直な凡人の感性ではそう見えちゃうのですよね…三日月に。

「青い月」って言葉は時々どこかで耳にしますが、その月は常に満月をさしている気がします。青い三日月っていうのは、なかなかイメージしませんね。

ブルームーンというカクテルがあります。由来は薔薇の名前で、青い薔薇を造るのは不可能なことから「出来ない相談」という裏の意味を含んでいます。

古いカクテルです。かつての意味はそうでした。でも人は「出来ない相談」=不可能にチャレンジし続けて、いまでは青い薔薇が存在します。

あり得ない青い月、さらにあり得ない「青い三日月」をエントランスに。

ペンダントライトの青い波紋と銅版画の青い三日月が綺麗にコラボしています。さて、このエントランスは「出来ない相談が可能になる扉」と、なり得るでしょうか?




2019年2月14日木曜日

再開のご案内




「それから…ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います」
「つまりですね、言うなればこれから普通ではないことをなさるわけです。そうですよね?」
「で、そういうことをしますと、そのあとの日常風景が、なんというか、いつもとはちっとばかし違って見えてくるかもしれない。私にもそういう経験はあります。でも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです」

   村上春樹の著書、1Q84の物語導入部分にでてくる怪しげなタクシー運転手の台詞★



201Q年 219日 スーパームーンの夜
もっとも月が大きく見える日に、ふたつ目の月が昇ります。

 …あるいはバーに行くことは、“普通ではない”ことなのかもしれません。そのあとの日常風景は違って見えてくるでしょうか? なにより店そのものが以前のbar月読とはかなり違います。

でも見かけにだまされないように。Spiritsは常にひとつきりです。

それでは、月のひかりのとどかない場所でお待ちしております。
                               店主 平岩英治




再開日が決定しました。

bar月読 再開

2月19日 火曜日 14:00~25:00

〒602‐0873
京都市上京区伊勢屋町399 オーキッド山下ビル1F奥
(河原町通り、丸太町下ル 東側 びっくりドンキーより2軒目 美容室の奥)

尚、オープン当日以降は通常営業しております。

旧店舗から幾つかの変更事項がございます。
下記のサイトよりご確認下さい。

http://bartsukuyomi.wixsite.com/home/blog/

2018年10月5日金曜日

新店舗 決定しました。

アポロ11号が月面着陸したときの風景はこんなだったのかもしれない。

冷たいコンクリートが剥き出しのこの場所に、今夜一粒の麦をまく。

                        bar月読 新店舗にて。



              (現在、設計中で、新規オープンは年末の予定です)

2018年3月19日月曜日

閉店のおしらせ


3月17日 土曜日 未明を持ちまして、bar月読は営業を終了いたしました。

トータル13年と4ヶ月間。
…長かったのか、短かったのか、自分ではよくわかりませんが、その間にご愛顧下さった多くの方…ご常連様、たった一度訪れて下さった方、それぞれに等しくお礼申し上げます。

ありがとうございました。




願はくは 花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月の頃』
西行法師が詠んだ有名な歌です。

昨日は旧暦 如月ではありますが、残念ながら望月ではなく新月…月のない夜でした。むしろ月読が終わる日としては、こちらの方が相応しかったのかもしれません。

”店”という場所がなくなっても、空の月はまた満ち欠けを繰り返していくのでしょう。

いつか何処かでお会いできる日が来ることを、楽しみにしております。そのときは、どうぞよろしくお願いいたします。




色は匂へど散りぬるを
(夜の宴は匂うけれど朝には散ってしまうので)

我が世誰ぞ常ならむ
(誰もが永遠に飲み続けることはできはしない)

…浅き夢見じ 酔ひもせず
(いつしか浅き夢は覚め、もう酔うことはない)      *意訳









2017年12月30日土曜日

年末年始

~ お知らせ ~

昨日、12月29日をもちまして、2017年度の営業を終了いたしました。

年明けは3日より営業いたします。

よろしくお願いいたします。


2017年12月20日水曜日

カウントダウン

月読は今月の上旬に、開店してから13周年を迎えました。(いま14周目にはいっています)

お世話になった方々、またお越しいただいたお客様方、誠にありがとうごさいました。

以前、木屋町で営業していた店から、今の場所に移ってくるときには、常連のお客様から「そんなとこに移って大丈夫か?」と驚き、あるいは心配されたものですが、この10数年でこのあたりも飲食店が立ち並び、聞くところによると”bar”と呼ばれる店だけでも15店舗近くもあるそうです。今や『御所南』はれっきとしたブランドです。



開店した当初は「10年続けられるかな…?」なんて遠い先のように思っていましたが、あっという間に干支を一周してしまいました。

御所南の景色が変わっていったように、10年の月日というのは、世の中の一切合切をいろいろと変えていきます。

月読が開店したとき、この建物はすでに築96年だったので、今では約110歳という高齢になっています。

見ず知らずのこの場所で営業を始めたとき、親切に声をかけていただいた隣の家のおばあさんも、今は姿がなく、その家は更地になっています。

この辺り一帯の地主さんが亡くなって、別の地主さんに譲渡され、それに伴い不動産屋も入れ替わりました。来年の今頃、この場所には新築のマンションが建っている予定です。

…という訳で、来春にはこの建物は取り壊しになり、bar月読は閉店することに至りました。

今日はそのご報告です。



当初、この建物に決めた理由は、大きな窓があったからでした。月読というbarは閉鎖的な空間にはしたくなかったのです。

毎年、春には店の窓から桜の花を眺めて過ごすことができました。それはとても幸せで豊かな時間だったのですが、残念ながら次の桜の開花を待たずに閉店することになったのが心残りです。

…が、これもテナント物件の宿命です。



本来ならば…
気持ちとしては、お世話になった方々に直接お会いしてお伝えしたかったのですが、こういった方法でのご報告をご容赦下さい。

あと、おそらくは尋ねられる事柄なので、先にお伝えしておきます。

「次はどうするのか?」

…現時点ではまだ未定です。
第一希望としては『髪結いの亭主』がいいのですが。w

「営業の最終日はいつか?」

…月読はこれまでの13年間、周年記念のパーティというものを行なったことはありませんでした。
これには諸所の理由があるのですが、それは置いておきまして、最終日も決めず(告知せず)に終わりたいと思います。

最終日を特別なお祭りの日にはせず、日常のままの営業で普通に過ごして、翌日にそっと蝋燭の火を吹き消すように、密やかに閉店させていただきます。

いろいろとご意見もありましょうが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。(少なくとも冬が終わるまではやっています)



…それではあと少し

短い間ではありますが、
bar月読でのお付き合いを、よろしくお願いいたします。

                                                 bar月読 店主