伊予産の温州みかんをたくさん頂いたので、それを使ってカクテル、スクリュードライバーを作ってみました。
もともと僕はアメリカ産のオレンジは果汁を絞ると力のない痩せた味になるので好きではなく、『オレンジ系カクテル=夏蜜柑最高説』を唱えています。(笑)
で、温州みかんですが、これは酸味が少なくとても優しい味なので、こたつで食べると最高ですがカクテルの材料としては明らかに不向きといえます。
そんな条件の中、幾つかあるオレンジ系カクテルの中でスクリュードライバーを選んだのはベースのウオッカにクセがないので温州みかんのやわらかな個性を崩さないという理由から。
さて、優しすぎる味にアクセントを加える工夫をしましょう。
生姜の絞り汁を少々混ぜ、果肉を加え、仕上げにブラックペッパーを軽く擦りおろして仕上げます。
柑橘系ジュースと生姜は相性が良く味が複雑になり、そこにブラックペッパーの辛味がほんの少し後を引きます。
これはウオッカを抜いて、ただの温州みかんのオレンジジュースに使っても、オトナなオレンジジュースとしてかなりオツな味です。
胡椒ですが、ウオッカにペッパーウオッカという胡椒味の銘柄が存在しますが、ここはやはりフレッシュな胡椒を使いたいところですね。
これだけ副材料を足してはたしてスクリュードライバーと言えるかどうかが問題ですが、まあマティーニにレモンピールをするのと同じ…ということでひとつ。
0 件のコメント:
コメントを投稿