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2012年10月20日土曜日

雑貨のように”見て”お酒を愉しもう!!

★以前、当ブログにおいて、『飲めない人がお酒を楽しむ2,3の方法 』というタイトルで
http://bartsukuyomi.blogspot.jp/2012/05/blog-post_29.html
にて、アルコールに弱い方、もしくは全く飲めない方がBarでお酒を楽しんでいただく方法を幾つかご紹介いたしました。このときの楽しみ方は実際にお酒をグラスに注いで香を楽しむという手段でしたが、今回はお酒を使わずにBarを楽しむ方法をご紹介致します。

★といっても、そんな大袈裟なことではありません。単純にBarにある”ちょっと面白いボトル”を眺めて楽しもうという趣旨です。


★元々、月読のコンセプトに「飲めない人に、いかにBarを楽しんでいただくか」ということが、かなり強くありましたのでバック・カウンター(お酒が並べられているカウンター後部の壁や棚の総称)に並べるお酒の配列にも仕掛けがされています。

★本来ならお酒の並べ方は合理的にするものです。例えば使用頻度の高いものであったり、お勧めのお酒は前列に、あまり使わないお酒は後列に並べる方が仕事の効率は高まります。でも月読のバック・カウンターのお酒の並び方はそのように合理的には置かれてはいないのです。

★月読のバック・カウンターで最も目立つ前列の位置には、あまり使うことがなくても『変わった形のボトル』や『興味、注意を引くボトル』をもってきてあります。これはカウンターでお客様同士がそのボトルを見て話題にできたり、また私自身がお客様と会話をする糸口になるのを期待してのものですが、何より飲めないお客様がカウンターでお酒を『見て』楽しんでいただくことがいちばんの目的です。

★では『見て楽しいボトル』を少しご紹介致します。


☆これはイタリアのレモンのリキュールです。ボトルがイタリアの一部の地形を成しており、絵地図が描かれています。





☆このボトルはテキーラの一種(テキーラと呼べない)でメスカルといいます。日本では販売されていないもので、友人がメキシコで買ってきてくれました。ボトルに描かれている絵は手書きです!!





☆シャンボールという城の名前のリキュールでフランスのものです。木苺、蜂蜜、ハーブなどで造られていますが、最近、ボトルデザインがマイナー・チェンジしたのでもうこの王冠型のものは手に入らなくなってしまいました。私自身はそれほど「見て楽しい」とは思ってはいなかったのですが、何故か女子受けするボトルです。





☆禁酒法時代の密造酒を再現したもので、当然、当時はお酒のボトルは製造されてはいなかったので蜂蜜の容器に入っています。こちらは男性の方が興味を持ちやすいようです。





☆電球の形をした小瓶で焼酎が入っています。本物と同じ規格で作られているのでソケットに嵌るらしいのですが試したことはありません。この形のビンに入れる意味は特になく、たまたま小さなビンを探していたらこれが見つかっただけと聞いていますが本当のところは謎です。





☆ちょっと高級なテキーラの瓶です。底にサボテンのオブジェが飾られています。月読ではこの空き瓶を使ってミネラルウオーターを入れています。





☆当ブログで何度か登場した卵のリキュールのファンシーボトルです。これも終賣になってしまいました。赤玉、白玉と揃っていて芸が細かいです。(笑)





☆シンデレラが落としていったカラスの靴のボトルです。数種類の色(お酒の種類が違う)があり、写真はピンク・グレープフルーツのリキュールです。ある意味『ジャケ買い』のようなお酒で味は・・・
お客様からのお要望がない限り、滅多に使うことはありません。





☆洋梨がそのままビンの中に入った『洋梨で造られたブランデー』です。どうやってボトル内部に入れることが出来るのか?・・・がよくカウンターで話題になります。さてその答えは・・・??





☆哺乳瓶型ブランデーです。玩具のようですが、中身のブランデーは中級クラスのもので見かけほど悪く? はありません。よくミルクのリキュールと間違えられますが普通のブランデーです。甘くはありません。





☆スコッチの瓶です。ゴルフ発祥の地、セントアンドリュースのコース図が描かれています。キャップはゴルフボールです。


★如何でしたでしょうか?まだこの他にも『見て』楽しんでいただけるものは幾つかありますが、だいたいこんな感じです。

★どの街のBarにいかれても、それぞれの店の個性にあった『見て楽しいボトル』をバック・バーに見つけることが出来ると思います。ジュースでも飲みながらそんなボトルを探してみるのもBarの楽しみ方のひとつです。お酒が飲めなくても雑貨ギャラリーにでも行く感覚で気軽にBarを利用していただければ嬉しいですね。




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