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2012年10月3日水曜日

鴨川の距離

★あまりに天気が良く、気持ちのいい風が吹いていたので散歩したくなり、夕食の買い物ついでに鴨川まで足を伸ばしました。


★以前、月読に立ち寄って下さったお客様で、世界中の都市を研究されている学者の方がいらっしゃいました。


★その方が言うには、都市には『近い距離』のものと『遠い距離』のものがあるそうで、概ね大都会や人口密度の高い都市は『近い距離』なのだそうです。人と人、人と建物、建物と建物の距離感のことです。精神的な距離ではなく物理的な話ですよ。


★田舎に行けば『遠い距離』の都市、というか町や村になるわけですね。

★でも京都という街は世界でも珍しく、その人口でありながら『中間的な距離』の都市なのだそうです。なんとなく・・・わかりますかね?


★京都市がそうである理由には、市の真ん中に広大な土地の御所があったり、鴨川の存在が大きく、とくに鴨川の両岸に人が座っている光景は典型的な『中間的距離感』だそうで、他の都会では殆んどみられない例だということです。


★1200年の街・・・人と人との付き合い方も近からず、遠からず、鴨川の幅くらいの距離を保つというのが長続きのコツなのでしょうか?


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