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2013年6月28日金曜日

2013 6/30 の特別営業日について

★数日前に当ブログでもご案内させて頂いた6月30日(日曜)の特別営業日について、今回は手染メ屋さんのイベントでも使っていただける関係上、月読に初めて来てくださる方も少なくありません。

それと手染メ屋店主の青木さんと長丁場を会話でやり取りするという大雑把な企画上(ホントに大丈夫か?!)、大方の話題は引き出しの多い青木さんにお任せ…というか丸投げするとして、お酒に関してはあらかじめ話のネタになりやすそうなものを幾つかピックアップしておこうかと思います。

ただ、これから挙げるものは少々マニアックなものになりますが、当日は普段と同じ営業体制、メニューで行いますので、とくにこれらのお酒の話題にこだわらなくても大丈夫です。

一応、Bar月読(の店主)はこんなメニューを好んで置いています、ということのご紹介です。もし興味がお有りでしたら青木さんと一緒に酒の肴にしていただければ幸いです。


えー、あと、ご紹介するメニューに当店ではカッコイイ名前のオリジナルカクテルなんかがあるわけではありません。

水割りとかハイボールとかジントニックとか、いたって普通です。なのでそのまま載せると、ちょっとしょぼくてガッカリした感じになってしまいます…

そこで思い切って『究極の』とか『至高の』とかゴージャスな形容をしたいと思うのですが、世界基準ではありません。国内基準でもありません。エリアは富小路通り内、押小路から御池通りの間限定での『究極の~』です。そこは宜しくご了承下さいませ。(そのエリアに他にBarはない。つまりは当店比較です!)




☆『発想の転換で作るちょびっとだけ究極なシングルモルトの水割り』


もともと水割りというのはウイスキーに最も大切な香りを無くしてしまう作り方です。とくに香りの個性を楽しむジングルモルトでは初めから”美味しくなくなる”と分かっていて作るカクテルの一種なのです。その弱点を如何にして克服するか?という水割りです。




☆『ウイスキーの銘柄を選択してそれぞれ違う香りを楽しむ、フルーツの薫るハイボール2種』


ハイボールは銘柄を選ぶことで香りの違いを明確に楽しめます。
今回はとくにビタースイートな柑橘系の香りがする銘柄とメロンやスイカなどの瓜系フルーツの香りがする銘柄を2種、ピックアップして楽しんでいただきたいと思います。



☆『究極のジンジャーエールで作るいくつかのカクテル』


これは正真正銘、究極のジンジャエールです。
アメリカ産、オーガニックのジンジャエールで生姜、砂糖、水だけで作られています。香料が一切使われておらず、そのため柑橘系果汁との相性も抜群です。
ジンバック、モスコミュール、シャンディーガフなどの他、軽いアルコールのカクテルも美味しく作れますし、もちろんソフトドリンクとしてもお飲み頂けます。




☆『オツマミとの相性を楽しむ至高のラム』


沖縄は伊江島産のラム、サンタマリア。ラムの生産は中南米やカリブ諸島がメッカながら、ホワイトラムにおいてこれ以上の美味しい銘柄を知りません。
カクテルにしてももちろん美味しいのですが、とくに今回はオーガニックの黒糖胡桃とのマリアージュ(二者ともサトウキビが原料)をストレートかロックで楽しんで頂くのを推します。
もっとも強くて飲めない方にはカクテルにしてご提供させて頂きます。




☆『幻のウイスキーを飲んでみませんか?』


かつてサントリーがまだ山崎などのモルトウイスキーに力を入れていなかった頃、「ザ(ジ)・ウイスキー」と名付けられたブレンデッドウイスキーがありました。
陶器ボトルに入った当時の最高級品であったのですが、もう既に終賣となっており、現役バーテンダーでさえ飲む機会は殆んどないであろうというウイスキーです。
飲みやすさ、まろやかさを徹底的に追求した幻のウイスキー、飲んでみませんか?
無くなり次第、終了ですが、当日に限り原価以下の1000円でご提供致します。





☆『究極のカシスと力強いオレンジ』


フランス産のオーガニック・カシスです。手づみされた無農薬のカシスをワイン(普通はホワイトリカー)に漬けて作られた、古来よりの製法で作られたカシスです。

これでカシス・オレンジを作りたいのですが、問題はオレンジの品種です。一般には海外産の”オレンジ”が使われるのですが、実はこの輸入オレンジ、その個性自体が元々そうであるのと同時に、大量生産で農薬漬けで作られているので味が脆弱です。これは家庭でも果汁を絞ってもらうとよくわかるのですが、甘味はあっても酸味やアクはなく、果汁も少ないです。何よりジュースにして飲んでみてもまったく美味しくはありません。
オレンジのカクテルに使う品種は日本の夏みかんの系統がもっとも美味しく作ることができる品種だと思います。実際に飲んでみると果汁が多く、リキュールや蒸留酒に負けない酸味がしっかり備わっているのがよくわかります。
(当日、いい柑橘が手に入ればメニューに加えますが、無い場合がありますのでご了承下さい。)
甘いのが苦手な方やもっと強いアルコールが欲しい方にはジンやウオッカを使ってオレンジブラッサムやスクリュードライバーなどをご提供致します。




☆『本物のトニックで作るジントニック』


元々トニックウオーターはキナの皮から抽出されるキニーネがマラリアに効果があることが判明して、熱病対策に作られた飲み物ですが、残念なことに日本においてはこのキニーネが禁止薬物としてトニックウオーターには使われておりません。代わりに人工的なキナ・フレーバーが使われています。ところが近年、日本でもキナ入りのトニックウオーターが発売されました。『フィーバー・ツリー』というトニックウオーターがそれです。

これを使って作るジントニックはやはり味が少し違います。夏には暑気払いの効能もあるので是非一度、お試しください。

詳しくは以前のブログ記事「ジントニックは危険な香り」を参照下さい。






もう少しご紹介したいお酒もまだまだあるのですが、”前振り”としてはこの辺で。

では当日、宜しくお願い致します。

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