ホームページ

〜Bar月読ホームページ〜
http://bartsukuyomi.wix.com/home

2012年11月28日水曜日

公園

★花札・・・12種類の日本の花や風情がそれそれ1月から12月までをあらわしています。例えば2月は梅、10月は紅葉というように。おおよそその絵柄は季節にピッタリで「ああ、なるほど」と思うのですが、何故か11月は『雨』。 




★私にとって、それまで11月は『もうすぐ冬、今年もあと少し・・・』というくらいの月だったのですが、4年前から『結婚記念日の月』にかわりました。実際に結婚式を行なったのは11月30日なのでギリギリ11月なのですけどね。



★・・・結婚式の日よりも少し遡る、たぶん11月の上旬だったと思います。花札に合わせたように何日か雨の日が続いて、ようやく陽の光が顔を出した日。

★その日は結婚式の最終打ち合わせがあり、その後、準備のためにいろいろと各店をまわる予定でした。だから普段はまったく服装に気を遣わない私でも少しだけ”よそ行きバージョン”で整えて出かける段取りです。当然、彼女もちょっとだけおしゃれ着。

★当時、住んでいた家の前には公園があって、そこを通らなければ道路に出られないという、随分と変わった立地でした。もっともその環境が気に入ったからこそ、その物件を選んだのですが。


★さて、打ち合わせに出かけるその日も当然、家を出てその公園を横切っていました。水たまりを避けるのに苦労しながら。・・・すると公園の出口付近の大きな水たまりの中に子供用の毛糸で編んだと思われる帽子が泥にまみれて沈んでいました。

★それを見つけたとき、「近所の子供が落としていったんだなあ・・・」と思ったのは私。考える間もなく靴を湿らせ、水たまりに手を突っ込んだのは彼女。

★水たまりで溺れていた”それ”をつまみ上げ、公園の門に乗せ置き、何事もなかったように駅への道を歩きだした彼女。泥で汚れた指先と濡れてしまった靴を見ながら、自分の知らない正しい何かをこの人は知っているんだと知り、そして何より『この人でよかった』と心から思った日。


★2年前に引越しをして、もうあの公園を横切ることはなくなったのですが、今でも何処か違う場所で雨あがりの公園を見かけるとあの日のことを思い出します。

・・・やはり11月は雨。




『公園』というとこの歌が頭の中で流れます。
http://www.youtube.com/watch?v=PvOuRazM-o4



2012年11月23日金曜日

キヅキ

★毎回、半年毎にやってくる歯科の定期検診。虫歯などのチェックをしてもらい、何事もなければ歯石を取ってもらってまた半年後に健診のお知らせが家に届くというシステム。これをもうかれこれ30年くらい続けている・・・というか続いているのです。

★自慢じゃないですが、実は虫歯によくなっていました。毎日、食後や寝る前に歯を磨くのに。どんなにヘベレケで、翌日に記憶がないくらい飲んで帰ってきたときも必ず歯を磨いてからしか寝ないのに。・・・多分、歯列が良くないのであまり歯ブラシの効用がないことが原因かと思うのですが・・・

★そういう訳で、定期健診の時はいつも虫歯がないか不安で不安で・・・とくに実家で暮らしていた時と違い、今現在、京都市の北区に住んでいるので行き着けの歯医者さんがある実家の醍醐方面までは原付バイクをかっ飛ばしていっても小一時間はかかるのです。虫歯があろうものならその治療に通うのにだいたい3回くらいは通わなければいけないので、これだけでもうかなりの苦行です。だったら近くの歯医者さんに変えたらいいだろうという話ですが、これだけ長く通っていると中々別のところには行きにくいので、じゃあ虫歯にならないようにする他ないな、ということです。

★今回の検診は事なく無事にパス。歯石だけ除去してもらって「また半年後」で済みました。実は過去には健診に行く度に「痛みはないけれど虫歯がありますね!? 治療しておきましょう!!」という決まり文句を聞いて絶望に暮れる繰り返しでした。「何でこんなにちゃんと歯を磨いているのに虫歯になるんやろう・・・」と。

★ところが!! ここ5年くらい、一度も虫歯にはならなくなりました。転機はフロスをするようになってからです。糸を歯と歯の間に通して磨く、いわゆる”糸ヨウジ”と同じ原理ですが、こちらはただの糸です。これを毎日一回だけすることで激変しました。もっと昔からこれをしていれば虫歯にならずに痛い思いもしなかったのにと悔恨の思いは”大”です。


★前置きが長くなりましたが別にデンタル商品の営業をしようと思っているわけではありません。ただこういった事は人生において幾つもあるよなあ、と思うのです。モノだけでなくメンタルな部分でも。つまり何か大事なこと、重要なことに『気付く』。それを知れば自分が、生活が、人生が劇的に変わる。

★ただこの『気付き』が難しいのは他者からアドバイスをもらったり、導きがあったとしてもそれを自分のものにするには中々できないということなのです。前向きな姿勢で、思い、悩み、考え、調べ、実践し、失敗して、それでもまたやり直し・・・その幾つか向こう側に初めて重要な『気付き』があるので、いくらそれをもうすでに『気づいている』人が教えようとしても、本人の気持ちが本気で動こうとしないうちはどうやっても無理なのですね。

★主にメンタル面での『気付き』。これを重ねることが人生においての”成長”であり”熟成”なのでしょう。まさにウイスキーが長期熟成されて、その味に深みや複雑さが増すように。


 ポートエレン 25年 シグナトリーヴィンテージ社

★このウイスキーはアイラモルトと呼ばれる癖のかなり強いシングルモルト・ウイスキーです。その癖は一般には「”喉薬”みたい」といわれますが、本当は海の成分によるものが多分に含まれているからです。

★そしてこのアイラモルトとよばれる幾つかの個性派のウイスキーの中でもポートエレンが孤高なのは、もうすでにこのウイスキーを造っていた蒸留所が廃業してしまったという処にあります。つまり現存するポートエレンが消費されればこの世から姿を消すのです。25年という歳月をかけて静かに樽の中で眠り、幾つもの『気付き』を重ねて熟成してきたポートエレン。目覚めたときにはもうふる里ははなし。ちょっと悲しいウイスキーです。

★『気付く』ということはメリットだけでなく、二つのデメリットが存在します。ひとつはそれに『気付いた』ときを境にもうもとには戻れません。それは何を意味するかというと”『気付いた』のにそれをしなかった時”の方が”知らなかったのでそれをしなかった”時よりもダメージが大きいということです。『気付く』ということは自分自身の”縛り”、というか制限が強くなる分、今までよりも階段を一段登らざるを得ません。”昇る”ことは自体はいいことなのでデメリットとは言えませんが、『気付いた』のに登らずにいたときはその分、代償が大きいのです。

★もうひとつ、『気付く』ということは多分、少しだけ寂しくなるのかもしれません。これも人生の階段をひとつ上がる代償のようなきがします。

★25年の熟成歳月を経たポートエレンにもやはり複雑な味わいの中に少しだけ孤独の味が混ざっているような気がします。





2012年11月20日火曜日

紅葉


★更新がずいぶんとお久しぶりになってしまいました。
m(_ _)m

★休暇で愛媛に行っていたり、体調不良のためにしばらくネット関連はお休みにさせて頂いていたのですが、ボチボチと活動を復活させていこうかと思っております。

★さてノンビリしている間に季節は駆け足でやってきたみたいで、京都は例年よりも早く紅葉が始まっているようです。こうしてはいられないと定休日に思い立ってはみたものの、あまり奥深くの名所に行くには体力、気力共におぼつかず、「今回はこの辺で勘弁しといてやるか!」と心の中でつぶやいて、ちょっと地元人としてはベタすぎる紅葉スポットの銀閣寺→哲学の道→永観堂方面(拝観料をけちって通り過ぎただけ)というコースを選択して行ってきました。

★まあ、紅葉はまだこれからなので、他府県の方に京都紅葉観光の参考にでもしていただければ幸いです。



 
 哲学の道を銀閣寺から南へ。






垣根には所々に山茶花も咲いていました。












紅葉だけでなく、他の植物の実も赤く。








南に行くほどに紅葉が多くなります。




 紅葉の名所、永観堂です。さすがの貫禄!
 
 


平日(火曜日)でもこの人の多さです。週末に観光される方は覚悟が要りますよ。
 














永観堂は素通りするだけでも見事な紅葉を堪能出来ます。自宅から移動時間含めて4時間ほどの紅葉散歩でしたが、考えてみれば贅沢な時間ですね。

★京都の観光で桜と紅葉は有名ですが、こと紅葉に関して、近年は温暖化の影響で冷え込みがないので、12月初旬に茶色くなって枯れたように散っていくことも多いのです。今年は珍しくよく冷え込んだ京都の秋でしたから、綺麗な紅葉を観るには絶好の機会です。人混みを覚悟して(笑)、是非ともお越しください。あと数年たった時、もしかしたら京都で紅葉はもう観られなくなっているかもしれませんから・・・

★余談ですが京都の紅葉、冷え込まずに茶色く枯れた時でもTVは数年前の綺麗だった年の映像を流して「今年も京都の紅葉が色付きました~!!」なんて放送しているのでご注意ください。NHKでも”これ”をやります。メディア、信じるべからず、です。



2012年11月12日月曜日

臨時休業のお知らせ

★誠に恐れ入りますが、Bar月読は13日(火曜日)から15日(木曜日)まで臨時休業させて頂きます。ご迷惑をおかけ致しますが、宜しくご了承ください。


   

2012年11月10日土曜日

チョコレートの香りのするバー

★昔、チョコレートの香りがするバーがありました。と、いっても本当にそれがチョコの香りだったのかはかなり怪しい話で、その店の一部のお客様やスタッフの間でそう言われていただけです。人によっては”木の香り”だという人もいれば、長年にわたって壁に染み付いたタバコのヤニの臭いだという人もいました。もっとも「タバコのヤニ説」はたった一人だけでしたが。

★このバーの名前は厭離穢土(オンリエド)。徳川家康の旗印にも書かれていた仏教用語で、意味は「現世から逸脱した世界」簡単にいうと天国とか極楽浄土ですね。

★この店は京都の木屋町という繁華街の路地裏におよそ30年続いたジャズのレコードをかけるバーでした。私が(客として)初めてバーという所にいったのもここなら、この店の最後を(経営者として)看取ったのも私でした。かなり不本意な終わり方ではありましたが、まあ、その話はあまり楽しい内容ではないのでここでは止めておきましょう。


★この店、厭離穢土はある意味、今でも私の中で理想のバーなのです。そしてそれはきっとこれからどんなに努力しても届かないであろう”理想”なのだと思います。

★この店は開店時間後、1時間もしないうちにカウンターが埋りました。たった6席ですけどね。でもその後入店されたお客様はカウンターに座れないと分かると、テーブル席でじっとカウンターが空くのを待ちながらチビチビ飲んで過ごすのが常なのです。いやいや、”ゴクゴク”だったか・・・。待ってる間に飲んで、カウンターが空いてから更に飲むのでみんな酔うのですよ、当然ながら。あの頃はみんなよく飲みました。平日なのにボトルはどんどん空いていって、「みんな明日の仕事どうするんだろう?」っていうくらいに。


★で、みんな酔いがまわってくると、”突出し”に出された皿の上のピーナツやらキスチョコやらをポロポロと掴みそこねて足元に落とすわけですよ。で、知らずに踏んずけたりして。でもナッツは後で掃除したら履き取れるのですが、チョコレートの場合、床が木なもんで踏みつけられると継ぎ目に染み込んで取れなくなるのですね。あまりにみんながチョコをポロポロ落として踏み付けるから、どーもこの店の甘い香りは踏みつけられて床に染み込んだチョコの匂いだろうと、誰からともなく言い出したらしいのです。

★そんなこんなで、この店はお客様が毎日、飽きもせず一杯いらっしゃいました。当時、バブル経済真っ最中からその終焉に向かっての十数年、開店後にすぐに万席になる店は多く、特に珍しいものではありませんでした。だから「お客様が多い」=理想の店というわけではありません。

★ただ、この店はお客様に愛さてている度合いがとてつもなく深かったのは確かです。何ででしょうね? スタッフの人格やスキルがずば抜けていたわけでもなく、ジャズ好きなお客様ばかりだったわけでもなく、お酒の品揃えがよかったわけでもありません。それに常連のお客様も決して常に”人格者”だったわけではなく、酔っ払って荒くれ者に豹変する人も多々いましたからね。(笑)


★ただ私も元々、厭離穢土の”お客さん”から始まっているので分かるのですが、『あそこに行くと誰かに会える』というのが最も大きな理由だったのではないかと思います。”店のマスターに”・・・ではなく、”一緒にカウンターに座る誰か”に、です。

★みんながみんな、いい人達ばかりだと思っていたわけではなかったはずです。悪口を言い合ったり、ときには喧嘩もあったし、お互い口もきかない人たちもいました。そんな自分が”好きではない人”たちでさえも、そこに行って会えるのが嬉しい。人の気配が嬉しい。もし今日そこに行かなかったら知らぬ間にどんな楽しいことが起こってるかもしれない。取り敢えず1時間でもいいからそこに寄って顔を出して確認しないと落ち着かない。・・・学生の頃の『部活』のような店。


★当時、ネットやスマホなんていう退屈や寂しさを紛らわせてくれるツールなどなく、その場所に行くことで、たとえ好きではない誰かに会うことでさえ嬉しいと思う。何かしら体温という温もりを与えてくれるような場所。厭離穢土はそういう場所だったように思います。いや、多分あの頃は厭離穢土だけがそうではなく、きっとバーや喫茶店がそういう場所でありえた幸せな時代だったのです。

★だからといって、決して携帯電話やパソコンを否定するつもりはありませんよ。自分もこうして恩恵に預かっていますし、何より”進歩”は受け入れなくてはなりませんから。ただ、あの頃の人が人を求めて集まってくるエネルギーの”熱”のようなものを、時々無性に懐かしくなる時があります。


~ ホットチョコレート・カクテル ~
  • モーツァルト ブラックチョコレート・リキュール
  • アマレット(杏の種子のお酒)
  • ブランデー
  • ミルク&生クリーム

☆小型のミルクパンにチョコレートリキュールとアマレット、ブランデー、牛乳を入れて温めます。


☆沸騰する直前にあらかじめ泡立てておいた生クリームを投入します。


☆よく材料が馴染んだらカップに入れて出来上がり。好みでシナモン・パウダーをふりかけます。



★このカクテルを作るとき、少しの間だけBar月読もチョコレートの香りのするバーになります。

・・・天国の香り、お線香よりもチョコレートの方がいいかな。(笑)






2012年11月5日月曜日

湯気の向こうに笑顔が浮かぶ


★先日、お客様との会話で印象に残った話題です。

そのお客様はいつも週末に来ていただくストリート・ミュージシャン。(本業は別にお持ちです)

そのお客様が音楽TV番組を観ている時、ある有名な歌手(ソングライター)がこう言ったそうです。

「悲しい曲を作ってそれを聴く人に共感を得るのはたやすい。でも”何かが嬉しい”とか、喜びの曲を作って、それを共感してもらうのはかなり難しい」と。



★又聞きなので、この時のTV番組の趣旨に沿っているかどうかは分かりませんが、この意味はよくわかる気がします。

それは曲や歌詞の世界だけでなく、日常でもそうですよね。

”悲しい人”に共感して同じように悲しむことはそれほど難なく出来ているように思うのですが、何か嬉しいことがあった人に共感して、同じように喜んであげられるかというと、それはかなり難しいことのように思います。(たぶんそれは自分自身がそれを”出来ていない”から・・・ですね↓)

ある意味、”人の悲しみ”に対する共感は自分の中にある”余裕”の部分で対応することが出来ますが、”人の喜び”に対しては羨望や嫉妬という邪心を克服しなければ出来ませんから、もしこの”人の喜び”に共感してどんな時でも同じように心から喜んであげられる人は素晴らしい人格者ですよね。

★翻って自分自身はどうか?ということについては、まだまだ羨望や嫉妬心がいっぱいで、その境地には果てしなく遠いですが、でも周りの人にそれを出来る人が数多くいるということはとても恵まれていると実感します。

そういう人たちの顔を思い出す時、共通するのは必ず決まって”笑顔”なのですが、では飲めばそんな人達の顔が思い浮かぶカクテルをご紹介致します。


~ ホットバター・ド・ラム ~

<月読レシピ>

メインになるラムは『エルドラド15年』を使います。






副材料は沖縄の黒砂糖を使って作られたザラメ糖と、発酵バターを使います。







カンロレードルにラムとザラメ糖とを入れ、アルコールを少し飛ばすのとザラメ糖を溶かすため、ランプの炎で暫くの間、熱します。






ラムに炎がついたまま、グラスに流し入れます。
こうすることでグラスが温まります。






お湯を注いで出来上がり。





バターをグラスに落として、シナモン・スティックでかき回してから飲みます。





★ホットバター・ド・ラムは寒い日の定番カクテルで、本来は風邪対策に日本の”卵酒”的な栄養補給ドリンクとして飲まれたりもしますが、温かいラムの甘さとバターの豊かな香りが優しい笑顔を感じさせてくれる、とても幸せな飲み物です。





2012年11月2日金曜日

風邪に効く? カクテル

★他府県はどうなのでしょうか?

京都はこの時期、例年になく冷え込んでいてとても寒いです。



★月読のお客様にも風邪気味の方が多くいらっしゃいますし、「昨日、今日と少し熱があるねん・・・」と、ある種、自慢げに『それでも頑張って来てるんだぞ!!』と胸を張る人もいらっしゃいます。

そんな人は早く家に帰って温まって寝てくださいよ。酒なんて飲んでる場合じゃないでしょ!(笑)
だいたい、周りの人が迷惑です。



★ではそんな人のために、風邪に効きそうな飲み物(カクテル)をご紹介しましょう。ただし効き目は保証できませんので悪しからず。

まず、ベースのお酒ですが人によってアルコール度数に対して強い人と弱い人がいるので2種類を用意します。

A 林檎のブランデー、『カルバドス』 (アルコール度数 高い)

B 林檎のブランデーを熟成する前に、その原料の林檎ジュースで割った林檎のリキュール 『ポモー・ド・ノルマンディー』(アルコール度数 低い)


 
どちらにしても林檎のお酒をベースにします。
 
 
★これらどちらかのお酒をジンジャーエールを温めて割ります。
「えっ!!」と思われる方も多いと思います。そう、炭酸飲料のジンジャエールを熱して使うのです。変わってるでしょ?
 
普通に小さな鍋(パン)に入れて火にかけるだけです。
 
以前はウイルキンソンのジンジャーエールを使ってやっていたのですが(これでもまあ、普通に美味しくは飲めるのですが)、炭酸がキツイためか、着色料や香料などケミカル成分が多い為なのか、飲もうとして鼻を近づけると何故かクシャミが多発するのです。
 
 
★ところが、このジンジャーエール(写真上)に出会ってからは味さえも一変しました!!
香料で付けた辛さでなく、本物の生姜が沈殿するくらい入っていて、水と砂糖のみで造られた純粋なジンジャーエールです。
 
以来、月読においてジンジャーエールを使うカクテルにはなくてはならない最重要アイテムになりました。(今年の月読MVPはお酒を差し置いてこのジンジャーエールに確定です)
 
 
★このジンジャーエールを温めて先程の林檎のお酒を割ります。
シナモンスティックを添えて出来上がり。(写真下)
 

名前はありません。(笑)
創作カクテルに名前をつけるのはテレとおこがましさがあるので出来ないんです。(笑)
もしかしたら、もうすでに何処かで存在しているかもしれませんしね。

取り敢えず『カルバドスのホット・ジンジャーエール割り』(仮称)とでもしておきましょうか。

お酒が飲めない方はアルコール抜きで、『ホット・ジンジャーエール』でも美味しいですよ。


★本物の生姜を温めて飲むのだから、冷えた体にも良いはずです。
 
もちろん適量なら・・・ですがね。
 
 
 
 
 
★寒い夜はやさしい本でも読みながら温かいカクテルを少し飲んで、なるべく早く眠るのがいいですね。
 
風邪をひいている方、お大事に。