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2013年4月19日金曜日

ハナミズキ

うちの庭にあるハナミズキがもうあと少しで開きそうになっています。


一青窈さんの歌うハナミズキ、有名ですよね。
この季節になると思い出します。

でもよく聞いてみると歌詞が難解で、不可思議な歌です。

カラオケなんかで誰かが歌っているとき、歌詞を追って読んでいるといつも思っていたのですが。
一見、恋愛の曲のようでも、そうすると意味が合わないような言葉も多用されています。

歌詞参照



実はよくよく調べてみると一青窈さんの友人が9.11のテロで亡くなっていて、その方に子供がいたそうです。

『ハナミズキ』は平和への祈りの曲として書かれたものだったのですね。

ただ、歌詞の解釈としてはネットの中でも喧々諤々で統一解釈されたものはまだ無いようです。
当然といえば当然ですけどね、ご本人が注釈したものがない以上は。



で、幾つかの意味が説明されたものを読んだのですが、どうも今ひとつ釈然としなかったので、自分なりに解釈してみました。



『ハナミズキ』 

ハナミズキのように、まるで手を伸ばしながら空を押し上げ成長する君(子供へ)

それはちょうど人生の新緑の頃(後の「夏は暑すぎて~」の対になる)

どうか近くまで(彼岸の境まで)来てほしい

そうすれば僕の想いを伝えられる、庭にあるハナミズキの蕾に託して
(花言葉は「私の思いを受け取って」)

薄紅色のハナミズキに似た、愛らしい君の天寿が何事もなく全うできますように

君と君の愛する人達が最後まで平和に過ごせますように




僕の過ごした時代は争いや憎しみが多すぎて、僕はすっかり疲れてしまった

このまま行けば、きっと世界は壊れてしまうから、

君の世代には違う新しい世界を造って生きてほしい

僕の命が礎になり、きっといつか憎しみの連鎖が断ち切られますように

君と君の愛する人達が最後まで平和に過ごせますように



どうか希望を持って、人生を楽しんでね

もしいつか君が母になることがあったら、この想いを次に伝えてください

僕の命を想い、幸せになることに躊躇しないで

僕の命を想い、誰かを憎むようなことはしないでね





薄紅色のハナミズキに似た、愛らしい君の天寿が何事もなく全うできますように

君と君の愛する人達が最後まで平和に過ごせますように




僕の命が礎になり、きっといつか憎しみの連鎖が断ち切られますように

君と君の愛する人達が最後まで平和に過ごせますように


君と君の愛する人達が最後まで幸せに過ごせますように


一青窈 ハナミズキ


これから街でハナミズキを見かけたら、今までとは違って見える気がします。


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