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2013年1月15日火曜日

Barに来る親子の謎

★昨日は成人式でした。
おめでたい!! いや、自分がハタチになった訳ではありませんけどね・・・。でもBarにとって成人式はとってもいい日なのです。何故ならお酒を飲む人口の増える日ですから。

まあ、僕自身は二十歳になる前から飲んでましたし(もう時効)、成人式も出席せずに友達とマージャンしてましたから、あまり人前で成人式の話をできないのですが。



★さて有難いことに、月読には親子連れでご来店くださる方が結構いらっしゃいます。これはとても嬉しいことで、”自分の親や子供、あるいは祖父母を連れてきて紹介できる店”というのはこれ以上ない『信用の証』ですからね!!

月読において自慢できる数少ない事柄のひとつです。
・・・他に思いつかないのが悲しい。 (T_T)




★今年の成人式の日もお客様(女性)が二十歳を迎えた娘さんを連れて月読に来てくださいました。この方は以前から何度も「娘が二十歳になったらここに連れてきたい」と言って頂いていましたが本当に実現する日を迎えてとても嬉しそうでした。

★ところで親子連れでBarに飲みに来るお客様のパターンで、この日みたいに『母娘』というケースはすごく稀なのです。『父・息子』『父・娘』『母・息子』『息子・祖父母』のケースはよくあるのですが、『母・娘』では3組みしか覚えがありません。(当社比較です)

これはどうしてなんだろうと、他のお客様方と「あーでもない、こーでもない」と、その日の中心的話題にしていました。

・・・どうなんでしょうね、理由。

一応の結論は出たのですが、その前に成人式に飲むウイスキーを選んでみました。カクテルは色々とありそうなので、ここは敢えてウイスキーに限定です。

グレンファークラス


シングルモルト・スコッチ・ウイスキーです。
これを選んだ理由は次の3点からです。

まず、グレンファークラスの名前、『緑の草の生い茂る渓谷』という意味から。瑞々しく生命感にあふれる感じが二十歳の門出にピッタリです。

次にこのウイスキーは100以上あるスコットランドの蒸留所の中でも、この規模では珍しく家族経営で成り立っている稀有な蒸留所であること。成人式を祝うのはやはり家族間で、ですよね。

最後は味です。シングルモルトは個性的な強い香り(ピート香)があって、一般的には”飲みにくい”お酒なのです。でもこのグレンファークラスはシェリー樽で寝かされているので香、味ともに甘みがあり、ウイスキーの初心者にも美味しく飲むことが出来るでしょう。

それと追加でもう一点。グレンファークラスは熟成年数(12年とか15年とか・・・)を他のシングル・モルトと比較すると、かなり安価な設定になっています。もちろん味の評価も込みです。つまりお得感抜群のウイスキーなのです。



★さあ、先程の疑問ですが・・・

正解かどうか分かりませんが、こんな答えに落ち着きました。

”Barで話をする”ということで重要なポイントは『お酒』というツールを介するその役割です。

それは『お酒を飲む』=『酔う』→『心が開く』→『話が弾む』という行程にあって、普段ではできないような精神的な近距離コミュニケーションを交わすことが目的であり、楽しみなのですね。

このお酒の役割は普段からあまり感情を表に出さないように生活している男性にとってはかなり有効な手段です。

ところが多くの場合、『母・娘』の関係上ではお酒を介さなくても、日常から既に”心が開いた状態”でコミュニケーションが行われているので、わざわざBarにいってお酒の力に頼る必要がないのではないか?! というのが一応の結論です。

女性だけだとお酒なんか飲むよりも、ケーキとか美味しいものを食べに行った方が断然、盛り上がる、というように・・・

さて、真相はどうなのでしょう?

ともあれ、成人した皆様、おめでとうございます!!
おおっぴらにバンバンお酒を飲む生活を楽しんでください。
m(_ _)m




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