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2012年9月1日土曜日

手のひらの中の宇宙

☆昨日の明け方の4時頃、お客様と3人で天体鑑賞(観測ではなく”鑑賞”です)。

☆明けの明星、木星、オリオン座、昴などを観るために、店(月読)から抜け出て大人3人がぼーっと空を見上げる不思議な夜明け前です。

☆お客様の一人に「どんな風に宇宙を好きになったのか?」と問われてちょっと考えました。

☆宇宙が好きといっても『物理学が楽しい』とか『宇宙旅行に行きたい』とか、『宇宙の神秘を解き明かしたい』などという気持ちは一度も持ったことはありません。

☆季節の花を楽しむように月の満ち欠けを観て、絵画を楽しむように星座を眺めるだけなので、一般的に言う”天文ファン”とは違うのですね。・・・数字、苦手ですから。





☆最近、店で使うミントの葉を小さな硝子のボウルに入れています。大きさは手のひらを合わせて水を汲む時ほどのサイズです。


☆この硝子のボウル、モチーフは宇宙なのです。硝子の中に内包された小さな空気の泡で星を表しています。

☆たぶん僕が宇宙を好きなのはこのくらいのサイズで好きなのです。スケールは小さいけど、とても身近な日常使いの宇宙。

☆BARやお酒が好きで今の仕事をしているのもたぶん”小さな宇宙好き”が理由なのだと思います。

☆ワインやウイスキーの熟成は月の満ち欠けのようで、カクテルの色は星の煌き。BARは身近な、手のひらの中にある宇宙のような場所なのです。







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