ホームページ

〜Bar月読ホームページ〜
http://bartsukuyomi.wix.com/home

2012年12月5日水曜日

光を追って・・・


誰しも子供の頃にしゃぼん玉をつくって遊んだ記憶があるはずです。
あの頃、浮遊する虹色の光に包まれて何を思っていたのか、覚えているでしょうか?


★沖縄の紅型作家、縄トモコさんの個展に行ってきました。鳥取県です。普通ならまず行かないであろう距離の部類に入る京都=鳥取間。しかしながら今回は『行きたい!!』と強く思い立った理由があります。それは個展のテーマが『ヒカリの風で遊ぶ』、であったこと。自分の中で何処かカクテルやウイスキーの色彩と似通うところを感じたからです。


★店が終わり、徹夜明けで京都から着いた鳥取県の早朝、躰は冷えきっていました。しかしギャラリーの開場時間、フライング気味に入り込んだ瞬間、そこは寒さを感じない場所でした。





明るい森の中。
春でも秋でもない、ましてや夏でもない。
ただ、穏やかな季節と緩やかな時間の流れ。


時々、風が吹くと木々が囁き、木もれ陽が揺れる。


大きな木の幹にもたれながら、しゃぼん玉を飛ばす。


虹色の光が拡散し、ワルツを踊るように流れては消えていく。




★そんな光の森にいると自然に一杯のカクテルを思い出します。


★ジンと杏のブランデー、オレンジを使ったカクテルで名前は・・・桃源郷(パラダイス)。
本来は『パラダイス』というネーミングからは”楽園”、”エデン”とするべきなのでしょうが、杏を使っているところがこのカクテルのミソだと個人的に思っています。故に桃源郷。(笑)

ジンの銘柄は個展のイメージに合わせて、透明感のあるボトルでシトラスの風味が強調されて作られているタンカレーのラングプールを選びました。



虹色の光で遊ぶしゃぼん玉。

思いはどうあれ、どんな人でも必ず目線は上に向かう、光を追って空を見る。

きっと、これが大事なのだ。


★今回の個展、彼女の作品を観てギャラリーを出たとき、すべての人が空を見上げて光りの風を探すのではないだろうか。そんな想いを抱かせてくれる空間でした。

そういえば会場であるギャラリーの名前は・・・”そら”




☆文中の写真は絵ハガキや案内状を使わせて貰いました。展示作品とは異なりますことをご了承ください。また今回の強行ツアーに連れ出していただいた村上ご夫婦、昼食の案内をしてくださったギャラリーそらのオーナー様、あと勿論、縄さん他・・・多謝です。

m(_ _)m





御案内

縄トモコ 紅型展

「ヒカリの風で遊ぶ」

日時
2012年12月4日(火)~12月9日(日)
open→10:00~18:00  最終日17:00まで

場所
ギャラリーそら
鳥取県鳥取市栄町658-3
駅前サンロード
Tel:0857-29-1622
www.gallery-sora-kuu.com

0 件のコメント:

コメントを投稿